副作用(1)
●副作用・その他
インターフェロンといえば,副作用です。発熱・頭痛・不眠・脱毛・食欲不振などですが,これは個人差がかなりあるようです。またインターフェロンの種類によっても異なるようです。私が入院したときには37歳の人と同室で36歳のSさん,あと50歳過ぎの方がインターフェロンを打っておられました(私は当時35歳です)。50歳過ぎの方については発熱がひどいらしく,ほとんど病室から出ていらっしゃいませんでしたので詳しくはわかりません。37歳の人は元ヤクザで,感染の原因は背中一面の入れ墨か覚醒剤の回し打ちの注射針,なんて人でした。この人は38度程度の発熱・頭痛・不眠・食欲不振に悩まされておりました。インターフェロンを始めて1か月で5キロ痩せたとおっしゃっていました。Sさんは築地で働く頑強な人で,ほとんど副作用がありませんでした。熱が出ても37度止まりで,本人は「薬が効いてないんじゃないの」と悩んでおりました。
●私の副作用(入院中/1999.3.28〜5.22)
私自身の副作用は,入院中の自覚症状は発熱・頭痛・耳鳴りが主でした。あとは副作用なのかどうかわかりませんが,肌が何やら乾燥して痒くなって塗り薬をいただいたり,喉(気管)が痛くてイソジンでうがいなどをしていました。他の方に比べると,私とSさんは,食欲がないわけでもなく,あまり日常生活と大差ない入院生活を過ごしていました。2人とも煙草は随時吸っていましたし…。禁酒と毎朝の注射だけが日常との違いという感じでした。精神的には,薬の影響で,悪い方向へ考えが進むと自殺までしかねないということもあるとのことでしたので,とにかく前向きでいようとSさんからアドバイスしていただき,私もそうすることにしていました。Sさんには,何度感謝してもしたりないぐらいです。
自覚症状以外では,何といっても血小板と白血球の数でして,これは目に見えて少なくなっていきます。インターフェロン加療中は,GOT,GPTの数値が下がるのは当たり前で,むしろ,こちらのほうが重要な数字といった感じです。医師はこの値ばかり気にしていました。インターフェロン前の血小板は16.6万,白血球の数が5800でした(単位不明ですみません)。それが約2週間後には血小板は13.6万,白血球の数が4000となりました(期中多少増減がありますが)。
ちなみにGOT,GPTはインターフェロン前が54と135,約2週間後に20と39でいずれも正常値の範囲内になりました。
※この頃,C型肝炎関連の報道が2件ありました。「C型肝炎ウイルス確認」と「インターフェロンの副作用で自殺12人」という記事です(1994.3.23朝日新聞)。ワクチンの効果をウイルスで直接調べられれば,よい治療薬の開発に必ず役立つであろうという希望と,精神的安定を保たないと危険だという,複雑な気分でした。医師や看護婦は,この記事については,当然知っていたでしょうが,特に患者には何も言いませんでした。
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