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2006年1月14日 (土)

『鳥女』松村由利子(060114)

 松村由利子さんの第二歌集。あとがきによると,第一歌集『薄荷色の朝に』から7年ぶりとのこと。そんなになるんですねえ〜。私が松村さんの歌に初めて接したのは2000年の暮れ。時間が経つのは早いなあ〜。この間に,私はちっとも変わらない。今日も二日酔い…。

■『鳥女』(松村由利子/木阿弥書店/本体2,500円)

060114

 シビレル。本当に素晴らしい。オススメです。気に入った歌の入ったページに付箋を貼っていたら,付箋だらけになってしまいました。

 うちの二女は「すみれ」という名前。名前とはちと違って,一見,ヒマワリのようなやたら明るい前向きな子ですが,内面は超繊細。そんな我が子を詠んだような歌。

 花びらは破れやすかりひらがなの名をもつ友のみんなやさしく

なんてね。もいっちょ,というか3首だけ。

 耐えかねて夜の電車にそっと脱ぐパンプスも吾もきちきちである
 自らを閉じて明るきしゃぼん玉触れてはならぬ悲しみはあり
 濯ぐべきもの多くして女らは水辺にてもの深く思えり

ふうう。そうすか〜,としか髪の薄いオヤジには言えない。私も一つ。

 またしてもシコタマ飲んで記憶なし死にながら生きている俺は

本阿弥書店


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