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2006年2月28日 (火)

『寺山修司』新潮日本文学アルバム(060227)

寺山修司の本で,山口昌男先生が「寺山修司との出逢い」という文章を寄せられている本。迷わず“買い”。

■『寺山修司』(新潮日本文学アルバム/新潮社/定価1,300円)


060227


寺山修司さんは,今の私の歳で亡くなったんですねえ。風のように生まれ,去っていった方。その生涯を追ったアルバム。

寺山さんのことを,私は「閉じた天才」なんだと思っています。育ちの悪い,いつも“不安”を抱えた「母のない子」。

ムンクの“叫び”のような世界にいた人。
全然勉強不足でしょうか。



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2006年2月16日 (木)

『人生が開ける 戦国武将の言葉』童門冬二(060216)

 今年初めての童門冬二先生の本。

■『人生が開ける 戦国武将の言葉』(童門冬二/PHP研究所/本体476円)

060216

 相変わらず,弱っちょろく甘えた仕事ぶりを続けており,すぐへこたれそうになる私でありますが,先生のお声が聞こえるような本書を拝読して少し「やる気」が戻ってきた気分。

「あすなろうとは口先だけの男だ」なんてね。コタえました。確かに何年経っても私は何にもなっていない。。。

「春雨よ。花の散らないほどに降れ」なんて美しい言葉も学びました。

 1冊税込みで500円。肩の凝らない,読書ができます。オススメです。



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2006年2月 5日 (日)

『転型期日本の政治と文化』松下圭一(060205)

 松下圭一『政策型思考と政治』(2006.1.4)を読んだショックがまだ消えないでいたところ,1月の新聞広告で本書の発刊を知りました。

■『転型期日本の政治と文化』(松下圭一/岩波書店/本体2,800円)

060205

 本書は,松下先生が,これまでおっしゃってこられたことの,最新の総集編のようなつくりです。本書は以下の7章構成。

 公 共〔1〕公共概念の転換と都市型政治
 自 治〔2〕市民文化の可能性と自治
 憲 法〔3〕市民立憲への憲法思考
 基本法〔4〕なぜ,いま,基本条例なのか
 法 務〔5〕政策法務と自治体再構築
 財 務〔6〕転換期自治体における財政・財務
 文 化〔7〕文化の座標軸と政治文脈

 当然ですが,それぞれの章で充分読み応えがあります。が,本文中でも挙げられているとおり,先生のこれまでのご著書を参照しながら読むとより理解が深まるでしょう。残念ながら私の手元には,ほとんど先生のご著書がないので,先日拝読した『政策型思考と政治』と重なる部分でのみ,旧著の記述を踏まえた読書ができただけでしたが…。

 それにしても,たとえば,市民を起点として,国際機構・国・自治体といったレベルの「政府」が想定されるとして,「『私』『民』ないし『社会』こそが〈公共〉であり,政府はこの〈公共〉の可変・可謬の道具にすぎない」(34ページ)というご指摘には,本当に唸ります。それがなぜそう考えられるのか,現状から見てこの方向に進むのが必然であり,必要なことであるとしたうえで,では現在を生きるわれわれはどうあるべきなのかといったことが語られます。ほんとに凄いです。勉強になります。超おススメです。

 



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