2006年1月 9日 (月)

DVD『誰にでも秘密がある』(060109)

 なるほど。あまり話題にならない理由がわかりました。

■DVD『誰にでも秘密がある』(060109)
“つかまされた…”と,普通の人は思いますよね。多分。イ・ビョンホンさんは女たらしだし,チェ・ジウさんもナンだし。とはいえ,まあ,これはファン・サービスのエロチック・コメディーの失敗版として許してあげましょう(コメディではないけれど,その昔,メル・ファーラーがオードリー・ヘプバーンの魅力だけで売ろうとした『緑の館』というヒドイ作品を見たときの気分が蘇りました)。イ・ビョンホンさんに誘惑されるのをお楽しみくださいとか,イ・ビョンホンさんとチェ・ジウさんのベッド・シーンなんてそう見られないってとこで売りたいという作品です。それにつけても,台本を読んで,こりゃマズイと,イ・ビョンホンさんもチェ・ジウさんも思わなかったですかね? 断れる力関係にないってことなのでしょうか? オジサン参っちゃったなあ〜。
 ビリー・ワイルダーの『アパートの鍵貸します』とか観て,口直ししたい気分でございます。ま,ちなみに,チェ・ジウさんは,それなりに可愛かったんですけれども…。

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2006年1月 4日 (水)

DVD:『夢』『まあだだよ』『八月の狂詩曲』『美しき日々』(060104)

■黒澤明,チェ・ジウ(060104)
 ちょっと番外編。2005年暮れから2006年年明けにかけて,年越しと新年のご挨拶の合間にどどっとDVD鑑賞。黒澤明とチェ・ジウ。

●黒澤明:『夢』『まあだだよ』『八月の狂詩曲』
 どれも小品。でも,黒澤明はスケールの大きくない作品も上手(『夢』はストーリー性がないのでちょっと異質ですが)。『素晴らしき日曜日』『生きる』『生きものの記録』『どですかでん』など。
 『夢』はまさに黒澤明の頭の中を小出しに見せてくれたような作品で,黒澤ファン向け(なので興行的に大成功するとはちと思えない)の小品。画面がとても綺麗であります(有名な,ゴッホの絵の中を寺尾聰さんが走り回るシーンだけでなく)。井川比佐志,いかりや長介,笠智衆さんなんてところに,“思い”を語らせてもおります。一方で,根岸季衣さんがいい味を出しており,また井崎充則君もいかにも黒澤明好みの子役という感じでよろしゅうございました。
 『まあだだよ』は,ほんわかしたよい作品ではあります。素直に観て,温かい気持ちになっておればよいのでしょうが,黒澤明監督作品をいくつも見ているせいで,何だか物足りない。香川京子さんが可愛らしく,井川比佐志さんが手堅い以外は,所ジョージ(私にはとてもあの時代の人には見えません),小林亜星(???),寺尾聰さん(私には何故この人を黒澤監督が重用したのか理解不能。『夢』では黒澤さんの化身と思われる役を演じておられたので私にはわからない“思い入れ”がおありだったことはわかるのですが)がどうもしっくり来ない(板東英二さんには申し訳ないですが,あのシーンにも超ガックリ)。松村達雄さんもいい味は出ているのですが(猫がいなくなって凹んでいたところの演技は最高!)…。かつて黒澤作品に出ていた志村喬さんとか千秋実さんとか藤原釜足さんとかがいらっしゃらないのがいかにも淋し〜い感じがしてしまうのです(亡くなられた方もいらっしゃるので仕方ないですが)。三船敏郎,加東大介,伊藤雄之助,左卜全,東野英治郎さんとか…。仲代達也さんもどこかに出てほしかった。松村さんがミンナに御礼を言う(これも黒澤さんの心情の表明のように私には見えました)シーンか何かでうまく入れてほしかったなあ。
 『八月の狂詩曲』もいい作品でした。『生きものの記録』や『夢』でも語られた平和に関するメッセージを美しい音楽とともに伝えてくれています。中学生の娘をはじめ子供たちに是非見せたい作品。村瀬幸子さん(すごいキャリアの女優さんのようですが,私はこの作品で初めて見た気がしました)と根岸季衣さんがいい感じ。でも吉岡秀隆さんは,はまっていない気がしました。残念ですが。

●チェ・ジウ:『美しき日々』
 DVDで8本(全24話)。チェ・ジウとイ・ビョンホンが主演。その他,私はよく知りませんが,有名らしいリュ・シウォン,イ・ジョンヒョンさんも出ています。お話の内容,ツクリについてはともかく(『冬のソナタ』『天国の階段』と,この作品で記憶がゴチャゴチャになるのミエミエ。シチュエーション,話の展開,出ている役者さん,みんな似すぎ),チェ・ジウさんは本当に綺麗な人であります。実は私は,彼女の声も大好き。満足。満足であります。次の課題は『誰にでも秘密はある』(やば。これもイ・ビョンホンとの共演だ)でございます。

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